第3問はまず、出題ジャンルをチェック。世界史の第3問はたくさん解いたけど
、オーソドックスな政治史などに限らず文化史もよく出る。だから地域も幅広く
出来るので、よく出る場所はあまり特定できない。
文化史は、絵画とか文学とかよりも、技術や建築関係の知識の方がよく問われて
いる。
そういえば、「景徳鎮」と「グーテンベルク」は第3問で何回も問われたことが
あるから、(笑)、東大は本当に景徳鎮とグーテンベルクが好きなんだなぁーと
思ったよ。(笑)
時代的にも幅が広くて、特に限定されてはいないと思う。
たとえば、2004年の第三問は、古代から現代まで設問がわたっている。
第三問は一問一答と教科書をやっていれば、大体は解けると思うよ〜
第一問・第二問が難しくてねぇー
この第一問と第二問の出題地域の傾向としては、ヨーロッパ、イスラムがメイン
でしょう。で、中国の出題が少ない。ただ、2007年度は中国からの出題もあった
ので、多くの受験生が驚いたと思う。
東大世界史は基本的に、広域・長時代なので、やはり満遍なく学習しておいた方
がいい。
その上で、東大好みのテーマをざっと述べていくと、
イスラエル、ギリシャ・ローマの比較、ローマ帝国、7世紀ごろの地中海世界、
イスラム史、近代市民社会の成立、資本主義と帝国主義、第一次世界大戦・第二
次世界大戦。
これらは東大好みのテーマなので、特に重点を置いて学習した方がいい。
(けれども、他も軽視できない)
東大は、ユダヤ史、ギリシア・ローマ史が大好きだよ。
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