東大受験勉強法

現役東大生が教える具体的教科別攻略法

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●論述対策

まずは具体的なところから説明します。

論述の答案は、設問の『直接の答え』になる答案、直接問いに答えている答案が 重要だと言った。

@『直接の答え』となる答案を書こうと、『意識する』『心がける』

人間の意識する力というのは実は、馬鹿にならないもので、常に意識が磨ぎすま せれていれば、思った以上の力が出ると個人的に思っている。

(だから環境問題も環境意識が非常に大切だと思う。)

実際、『直接の答え』となる答案を書いてやるぞ!と意識するだけでも、多くの 受験生に差をつけているはず。

A設問をしっかり読むこと!!

この作業は、受験生の多くが、意外と、疎かにしている作業なんだ。でも非常に 大切!!!!

そもそも、『設問の』直接の答えというくらいなんだから、設問をしっかり把握 しなきゃならない。 何が問われているのかをしっかり把握してこそ、何を答えるのがbestなのかがわ かる。 何を答えるのかがわかっていれば、高い点数も自ずととれる。

だから、設問をしっかり読むこと。

歴史的意義が設問なのか? 経緯が設問なのか? 事件の変遷・変化が設問なのか? 原因・結果が設問なのか? 比較することが求められているのか? 特徴が設問なのか? 事件の影響を答えるのか?

などなどなど、論述問題の設問は意外と複雑で奥深いんだ。

特に、東大・一橋レベルになってくると、そもそも設問が長い。 だから、じっくり、設問を読み、何が問われているのかきちんと吟味すること。 (しかも、東大のあの長い設問の中には、意外と、ヒントも隠されてあるし、答 案の方向性も教えてくれているんだ!!)

実際、東大本番の時、俺はあの長い設問を3回精読して、下線とかも引いたりして 、じっくり読んだ。

B知っていることをどんどん書きたい気持ちを一旦静める。そして、何を書くべ きかをもう一度考える。

設問を読んでも、世界史の用語に反応しちゃって、あっ、これも書こう、あれも 書こうって気持ちについつい走っちゃう。

せっかく設問をじっくり読んでどういったことを答えればいいか把握したのに、 ついつい知っていることを書きたくなるものだ。

たとえば、『十字軍の歴史的意義について答えよ』で、十字軍のおかげで、十字 軍のせいで何がどうなったのか、を書けばいいのはわかった。

けれども、『十字軍』という用語についつい反応しちゃって、十字軍はイェルサ レム奪回を目的としてウルバヌス教皇がクレルモン宗教会議で提唱し・・・・・

と、『直接の答え』ではないことを盛り込んでしまっちゃうんだ。

そうならないためには、知っていることをどんどん書きたい気持ちを一旦静める 。それで、自分の書こうとしていることは『直接の答え』になっているのかどう か、じっくり考える、吟味する。

@ABの作業をしっかりやると、最初のうちは確かに時間はかかるんだ。 でも、@ABの作業を繰り返し、繰り返し、一問一問にやっていけば、知らず知 らずのうちに時間が短縮してゆく。

しかも、答案の質も向上していく。

こうして論述の答案はどんどん点がとれるような答案になっていき、 日本史、世界史で高得点をとれるようになって合格する。

なぜなら、他の受験生はそんなやり方を知らず、このような努力をしていな いから。

で、ここで論述のお勧めの本を提示しておきます。

ここでお薦めするのは、基本的に論述のやり方本だ。詳説世界史論述は問題集と してはとてもいいけど、やり方の説明はやっぱり『中谷の世界史論述帳』がとて もいい。

この本では、設問パターンごとにやり方を教えてくれている。たとえば、こんな 設問がなされたならば、こういうことを解答して、こういう解答をするためには こういうテクニックを使う。

こんなようなことが論述編に書かれてるからお薦めだ。

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